燃えよ! 乙女道士 ~華遊恋語~ 全体感想(ネタバレあり/なし)

乙女道士
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はじめに




前半と後半で
ネタバレあり/なし
ワンクッションを入れますので
未プレイの方は後半のネタバレにご注意ください。











全体感想(ネタバレなし)

総合評価 :7/10

ストーリー: 7/10
ボリューム: 5/10
糖度   : 6/10
スチル  : 9/10
操作性   : 7/10
音楽   : 8/10


他の乙女ゲーの点数表はこちら↓
乙女ゲー感想点数表

総評

  • ボリューム
    クリア時間は15時間でした。

    共通 2時間

    攻略キャラは
    メインキャラ 4人(平均2.5時間)
    隠しキャラ  1人(平均2.5時間)

    攻略キャラ5人とすると、ボリュームは少なめだと思います。
  • スチル
    各ルート差分ありで10枚程度でした
    全部のスチルがかっこよくて、最高でした。とにかく男性陣がイケメンです。
    各ルートに3枚のモノクロの短編漫画(2ページくらい)があります。

  • 糖度
    本作はCERO:Cですが、実質Bくらいだと思います。
    糖度は低めだと思います。

総評

攻略者は5人ではありますが、15時間でクリアしました。

全体的にかなりシナリオが短縮されていて、もう少し乙女道士の世界に浸りたかったです。

少女漫画のようなコメディかと思いきやシリアスな展開で、あと15時間くらいはシナリオが欲しかったです。笑えば良いのか、悩めば良いのか、感情をどこに持っていけばいいのか分からずに終わりました。

シナリオは簡潔なので分かりやすいですが、感情移入が難しかったです。


よって、恋愛過程を重視される方は本作をオススメしません。


内容が破綻しているわけではなく、本当にシナリオが短いだけなのでシチュエーションやキャラ萌えできれば楽しめる…かな??


ちなみに初心者の方にはオススメしません。


他にもたくさん乙女ゲーはあるので、あえて本作を勧めたいとは思わなかったからです。

絵師さんのスチルはすごく良いです。
音楽もOPもEDも好きです。
キャラも好きです。

もっと尺があれば…もっとハマれたのに…

という感想しか出てきませんでした。

あと、主人公の好き嫌いは分かれそうだと思いました。(ギャグちっくなセリフとか)

こんな人にオススメ

※個人的な感想なので参考程度でお願いします。

オススメできる人

 ・ボリュームが少なめでかなりサクサク進めたい人

わたしの攻略順 おすすめ


シャオウ→ユーハン→ハオラン→

ロンレイ(※)→ウロ(※)



※→攻略制限あり

シャオウ、ユーハン、ハオランは誰からでもいいと思います。



わたしの推し

 ルートはウロが1番面白かったです。

 キャラ推しはウロです。でもロンレイも面白い男だと思いました。

ひとこと全体感想(ネタバレなし)

雰囲気バレ注意







・シャオウ
 →1番最初にプレイしたからか、超特急の展開についていくのが大変でした。

・ユーハン
 →シャオウで流れを掴んだのもあって、幼馴染カプを楽しめました。
  後半面白かったです。

・ハオラン
 →妹を想う気持ちから「恋」へ変化する描写は好きです。

・ロンレイ
 →顔面の良さに全てを許したくなる男でした。

・ウロ
 →推し。あと5時間くらいシナリオくれたら勝てた。



感想(ネタバレあり)

ネタバレあり





















・シャオウ
個別は2時間でクリアしました。
シュンリン、シャオウ、シユの3人での逃亡劇が楽しかったルートでした。

シユは国王に何かしら因縁がありそうな感じだけど、ルート後半でシャオウ母を送り届けるため離脱。真相は分かりませんでした。

後半はシャオウ母がキョンシーから人間になる件と国王の問題はかなりあっさり終わっていきました。

恋愛過程がないので、いつのまにかシュンリンはシャオウが好きだし、シャオウはキスするし、置いてきぼりになりました。

シュンリン「世界で1番大切。1日じゃ語り足りないくらい」と言っていて、ぜひ語ってほしかったです。

シャオウの問題が片付き、ここからがスタートでさらにもう一部シナリオがあり、そこで恋愛に発展するなどがあれば感情移入できたかもしれません。




・ユーハン
初恋幼馴染。

元々知り合いだから、シャオルートのように恋愛への唐突感はありませんでした。
再会して、事件にどんどん巻き込まれていきますが、展開も自然で楽しめました。

両親に初恋を暴露されるシーン、初恋幼馴染のど定番で微笑ましかったし、そこで両思いにはならずに告白したのがEDだったのは意外で面白かったです。

ユーハンは恋愛エンドが好きです。シュンリンに抱きしめられて嬉し恥ずかしで動揺しているのが可愛かったし、ルートの序盤でシュンリンがハオランに抱きついててがっかりしていたのが最後に回収されたからです。

「俺、お前と付き合いたいし」と、旅に出る決意をするところの声優さんの演技が絶妙で、もっと見ていたいなと思いました。

ちなみに、泣きながらシュンリンの首を絞めるシーンは不覚ながら萌えました。




・ハオラン
ユーハンとは違い「兄のような幼馴染」であるハオラン。とても優しいビジュ爆盛り男でした。

手を繋いだりやたらと接触が多い2人が「男と女」であることを認識し、距離を取ったりよそよそしくなる王道の展開が可愛かったです。

とくにハオランが「恋」を自覚するシーンは漫画の演出効果と彼のビジュの良さが爆発してとてもいい雰囲気に仕上がっていました。

後半は急に黄泉に行ったりして、シャオウユーハンとは違った展開に少し驚きました。桃の実が2つしかないため、黄泉にた師匠と戦いだしたときが面白かったです。

ハオランルートでシユの目的が明らかになりましたが、あっさり成仏してしまったのでもう少し深く知りたかったです。隠しやロンレイルートで深堀りがあることを願います。

ちなみに一番面白かったのは次回予告の「助演男優賞はユーハンです」でした。
今作で一番笑ったし納得しました。

エンド後のいちゃついているシーン、「これユーハンの目の前でやってるんだよな…」とユーハンに同情しました。



・ロンレイ
予想外だった。

顔が大変お綺麗で、優しくて、礼儀正しくて、これもしや大勝ちできるのでは?!とプレイしていたらまさかの展開に。

思っていた方向ではなかったけど、あんな綺麗なお顔してど執着してくるので楽しかったです。

初めて体温を感じられたシュンリンを屋敷に閉じ込めますが、すぐに解放してくれるのでマイルドなヤンデレというか…もっと執着見たかったな…と思ったところでユーハンに対する嫉妬が見れてニッコニコになりました。

スチルが凄く綺麗なのでその相乗効果もあってロンレイの魅力が増していました。

ロンレイルートはなんといっても後半のシユですね。

ロンレイの母、アイレイとのエピソードが語られましたが、ここの福◯潤があまりにも無双しすぎてる。

アイレイを語るシユの声色は普段よりも低くて、その内容と相まってバス○フェのモ○を思い出しました。

恋情END、全然反省していなくて笑いました。私は好きです。人間の本質はそう簡単に変わらないよな、と思いました。そして主人公がとても明るいので、また監禁されても何とかなると思っているからです。



・ウロ
あと5時間くらい尺があれば勝ててた。

攻略ルートの中で1番楽しかった。cv小林さんの声帯を持つ「記憶を無くした男」。

勝つならこの人だ!と予約攻略を決めましたが、やはり展開が早くて…。
どのルートよりも起承転結は好き。でもウロが主人公に好意を寄せるのが早くて…。

記憶を無くしているウロが甘くて優しい言葉をかけてくれるたびにメロってましたよ。私の癖にドストライクな男すぎました。

ヨキが「シュンリンと幼い頃に婚約した」と言ったときの納得がいっていない感じと、「今の彼女が選ぶべき」(うろ覚え)と言っているのに萌えました。

地下牢でウロ、シュンリン、ヨキの3人で居たシーン。
地震が起こってシュンリンが体勢を崩した時にすぐに支えに行くウロにメロりました。そしてヨキがシュンリンを助けなかったのも違和感がありました。でもこの後にシュンリンを庇って怪我をしているし…うーーん。

後半はウロが記憶を取り戻し、ヨキの兄であることと殺されかけたことを全て思い出します。正直、この辺りは想定できたので意外ではありませんでした。

驚くべきはヨキの過去についてですね。

重すぎません??救いなさすぎません??

父親からの強烈な歪んだ教育と、ウロの話をずっと聞き、辛さからそれを自分の記憶と思い込んでしまったヨキ。ヨキのどこが悪かっただんだと。だからヨキに救いがあってほしかったけどそんな展開もなく…。

他ルートはご都合主義な感じがあったのにヨキだけは救われないことに残念でした。

シユの本当の正体もここで明かされます。そして同じ境遇であるウロに対して「残酷な兄だね(うろ覚え)」と言っていたのが印象的でした。ウロにとっても後味が悪い。

実質ウロルートは真相ルートなので、後味よく終わりたかったです。ウロとシュンリンの恋愛よりもそっちが気になって、こんな感想になってしまいました。

みなさんはウロ、ヨキ、シユについてどう思いましたか。

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にゃんた

乙女ゲー(Switch)/少女漫画(花とゆめlalaなど)/好きな管理人が気持ちを吐き出すために作られたブログになります。

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